相馬子どもオーケストラ&コーラスのデビュー、クリスマスコンサートの第1部です。相馬子どもコーラスと、エル・システマジャパン・フェローの演奏です。それほど多い人数でもないながらも、豊かな声量の子ども達のコーラス、エル・システマジャパンの理念に共感した年長者で構成されたフェローアンサンブルの落ち着いた演奏が見どころです。
「奏でよ、いざ闘わん」エル・システマジャパンのモットーです。奏でることで過酷な現実と闘い、向き合い、乗り越える。ベネズエラ発祥の音楽教育ですが、その理念は被災にあえぐ子ども達に希望を与えるのにふさわしいと、日本版エル・システマが2012年3月に設立されました。
そして2013年12月現在は、激しい揺れと津波に襲われた福島県相馬市の子ども達に、弦楽器および声楽の教育を行なっています。音楽を通じてどんどん才能を伸ばしていく子ども達の様子を見守るのが楽しいとおっしゃる、代表理事・菊川穣氏。音楽を通じた復興を。子ども達の頑張りを、ごらんください。