2018/04/25 文化
可愛いうさぎがハードルを超えてゆくラビットホッピング@うさフェスタ春2018桜祭

2018年4月14日、横浜市内にて、日本ラビットホッピング協会主催の「ラビットホッピングエキシビション」が開催されました。これは、同日と翌日15日に開催された、うさぎ好きが集う「うさフェスタ春2018桜祭」の一環として催されたもの。7組の出場チームが、日頃の練習の成果を見せるべく頑張りました。

 

いざ会場では調子の上がらないうさぎもいます。よそのうさぎのにおいが気になってしまったり、練習会場とは勝手が違うので、「ここ、違う」と自己主張するうさぎも。うさぎはマイペースな動物で、ポーカーフェイスとは裏腹に自己主張も激しく、慣れない場所に来て、いつもどおりホッピングできるかというと、そうでもない側面もあります。

 

特に、エキシビション出場回数の少ないうさぎにその傾向が見られました。エキシビションに複数回出場しているうさぎは、場馴れしているというのもあり、比較的いつもどおりの実力を出せていたようです。

 

ラビットホッピングは1970年代にスウェーデンで始まり、その後欧州、米国へと広まり、日本国内には2014年頃から導入されています。「リードを付けて無理やり跳ばせている」という誤解もありがちですが、ラビットホッピングという形でのしつけを通じて、うさぎとの良いコミュニケーション、飼い主との絆を深めるのが本来の形です。

 

うさぎ自身が跳ぶ気にならなければ、ラビットホッピングは成立しません。その意味で、極めてうさぎ本位の競技です。

 

現在、2015年に設立された「日本ラビットホッピング協会(JRHA、ジャルハ)」が、定期的に練習会を行い、「うさフェスタ」ではエキシビションを開催し、年に1回は大会も開催するなど、普及に勤しんでいます。

 

こちらで紹介している動画は、当日の「ショート版」です。ノーカットの「フル版」もあります。下記です。
https://youtu.be/FqmNfES5IIY

 

日本にラビットホッピングが普及していくのはまだこれからの段階です。しかし、それでも導入から4年かけ、JRHA主催のラビットホッピングでは、ハードルの段数の最高である8段を跳べるうさぎも出てきました※。これからのうさぎの可能性を広げるため、次のステージに行くために、関係者の努力は続きます。

 

※ダッチうさぎ(パンダうさぎ)のななちゃん。特集動画は下記に。
「命が輝くときとは、いつだろうか。その命高く跳べ~うさぎのななちゃんとラビットホッピング~」

http://8bitnews.org/?p=10953

 

日本ラビットホッピング協会 公式サイト http://www.rabbithopping.jp/
Facebook https://www.facebook.com/japanrabbithopping/

プロデュース :西村晴子
Comment

コメントは管理者が承認後に表示されます。

  • Dunedain 2018-04-26 05:02:25
    どうもありがとうございました!
Page Top