7月13日に施行された改正刑法。明治に制定されて以来、はじめての大幅な改正となりました。実態に合わず性犯罪の被害者を救えない法律を改正に導こうと始めたキャンペーン「刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト」では、政治家へのロビイングやワークショップ開催のほか、ネットでの署名を集め、法案が衆議院本会議に送られる直前に法務大臣に提出しました。
集まった署名は30050筆。
その数を伝えながら手渡したとき、法務大臣の口から思わず「わあ、すごいね」という声が漏れました。2016年秋から始めた署名活動、この署名はネットでかんたんにできますが、すべて実名です。また、コメントをつけてくれた人が2553人。その中には自分の被害を語ってくれた人も多く、たくさんの賛同やつらい胸の内を明かしてくれた人の積み重ねがあってここまでこれました。
被害者に関わる法律なのに、被害者抜きで進められてしまう。たとえ無駄になってしまっても性暴力がどういう被害なのか伝えたい一心で活動してきたことが形になることを実感した瞬間でした。
「刑法性犯罪を変えよう!プロジェクト」オンライン署名サイト(change.org)
https://www.change.org/p/イヤよイヤよは嫌なんです-性暴力被害者が前向きに生きられる日本に
ビリーブ・キャンペーン https://www.believe-watashi.com/
■参加団体
・明日少女隊 http://ashitashoujo.com/
・NPO 法人しあわせなみだ http://shiawasenamida.org/
・性暴力と刑法を考える当事者の会 http://saandcliminallaw15.jimdo.com/
・ちゃぶ台返し女子アクションhttp://chabujo.com/