2014/01/24 社会
【東日本大震災・原発事故から3年】舩橋淳監督作品「フタバから遠く離れて」がDVDに

その日、町はまるごと引越をした。

故郷から遠く離れた場所で、現在も避難生活を送っている
福島県双葉町民の日常を描いたドキュメント

2011年3月12日双葉町民は1号機の水素爆発を耳にし『死の灰』を被った。町は全面立ち入り禁止の警戒区域となり、1400人が250Km離れた埼玉県の高校へ避難。一つの街が丸ごと移転するという前代未聞の事態となった。
放射能の影響で故郷に近づくこともできず、将来の生活も見えずに埼玉県の避難所から動くに動けない町民たち。避難先では不自由な共同生活を余儀なくされ、原発推進派だった町長の意志も揺らぐ…。
原発により1960年代以降経済的繁栄が約束されてきた場所・双葉町。町民は、いまだ奪われた家・土地・財産の補償を受けずに、5年以上とも言われる避難生活を続けている。時間が経つにつれ東北の復興が加速してきても、取り残されていく避難所の日々。
カメラは、ある日突然、故郷とともに全てを失った人々に9ヶ月間にわたって寄り添い、その日常を記録した。そして一般の報道では語られることのない被災者の本音や、町民たちの日常生活の延長線上にある原発政策の矛盾をあぶりだしていく。

<特典>解説リーフレット(想田監督トークショー採録他)

英語字幕付き(切替あり)

(c)2012 Documentary Japan, Big River Films

DVD1月25日発売!
NEW DVD Release on 1/25! (with English Subtitles)
ご購入・ご予約はこちら↓
is.gd/ypE0dS

監督 舩橋淳
エンディングテーマ 坂本龍一 「for futaba ~双葉町のみなさんのために〜」

Official Website
nuclearnation.jp

プロデュース :HORI JUN
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