2017年3月11日 東日本大震災から6年が経ちました。
この日皆さんはどんな風に過していましたか?
私は知人に誘われ、福島県双葉郡にある川内村のいわなの郷で
開催された炭焼き体験キャンプに参加していました。
夜はみんなでBBQをして、初めて寝袋を使ってテントで宿泊。
昼間は晴れていても雪が散らつくような寒さ。夜はかなり
冷え込んでいましたが、寝袋は想像以上に暖かくよく眠れました。
しかし翌3月12日早朝、地面から突き上げるような地震で目が覚めました。
福島県沖でマグニチュード5.3
福島県 田村市、浪江町で最大震度4を観測。
携帯の緊急地震速報が流れた直後、暗闇の中響き渡る防災無線。
川内村で流れた防災無線では震度4が発生と伝えていますが、
その後の気象庁の発表によると川内村は震度3と発表されていました。
一時間程して明るくなってから外に出るとテントは凍っていました。
東京はもうだいぶ暖かくなって来て時折、春を感じますが
福島では6年前も雪が降っていたのを思い出しました。
周りには倒れてくるものも無く、事前に川内村は地盤が強いと聞いており、
地震もすぐにおさまったので、さほど不安は無かったですが
6年前のあの時、避難された方たちは本当に不安な夜と朝を迎えたと思います。
キャンプ会場からも小さなライトを配布されましたが、自分でも
普段から車に積んでいる携帯用ライトをテントに持ち込んでいました。
暗闇の中、突然の地震が起きた時、小さな電気でもやはり大きな存在でした。
今回は避難するような事態ではなかったですが、やはり防災を考えると
ある程度の水や食料、ライト、そして冬場は特に防寒対策を準備しておく事。
出来るなら寝袋やテントなどもあると、いざという時に良いのかもしれません。
東日本大震災から6年が経ち、熊本地震からは来月で1年になります。
今一度、いざという時に必要なものを見直したり、都会に居る人は
時に自然の中で過してみることで、当たり前にある電気、ガス、水道が
大事だということを見直すきっかけになったりもすると思うので、
それも一つの防災になるのかもしれません。
また最近ではネットでの繋がりや発信も大きいですが、ネットが繋がらない
場合もあり、何かあった時に直接助け合える地域のコミュニティや
人との繋がりを日頃から大切にすることが最も大事だと思います。
皆さんもいつ来るかわからない地震や自然災害に備える為に、
まずは簡単に何が出来るか改めて考えてみてはいかがでしょうか。