天皇陛下の83歳の誕生日を祝う一般参賀が12月23日、皇居で行われた。陛下は午前中に3回、皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女の眞子さま、次女の佳子さまとともに、宮殿・長和殿のベランダに並んで立ち、参賀者に笑顔で手を振って応えられた。
参賀者は午後の記帳者を含め、平成に入って最多の3万8588人。陛下が8月に譲位の意向を示されたことで、国民の関心が高まったとみられる。
陛下はあいさつで、22日の新潟県糸魚川市の大火に触れ、「多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています」と気遣われた。さらに、「来年が明るく、また、穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」と語りかけられた。
情報にはコストがかかります。France10はタブーなき自由な報道のために皆様からの御寄付によって支えられています。月1万2000円ほど、赤字が出ております。ご支援のほどよろしく御願い申し上げます。