今年で5年目になる福島県岩瀬郡鏡石町の田んぼアート。
田んぼアートとは、色々な色の稲を使って、田んぼに巨大な絵を作り出すもので
鏡石町では 『駅に降りてみたくなる町づくり』の一環として2012年から始めています。
鏡石町の田んぼアートは、鏡石駅前にある鏡石町図書館北側の水田約50アールを使用し、
図書館の4階展望室から見ることが出来ることから
『窓から眺める絵本〜もう一つの図書館〜』というコンセプトで毎回
『唱歌、童謡、童話』シリーズの中から絵が選ばれており、
今までは浦島太郎、桃太郎、金太郎などが描かれてきましたが、
今年は地元観光関係者やJRグループ等による国内最大規模の福島県観光
キャンペーンの最後の年アフターDC(ディスティネーションキャンペーン)
いうことで、かぐや姫が月に帰る様子が描かれています。
また隠れキャラに一寸法師もチラリ。
今回はチームふくしま。の一員として5月の測量、田植えから10月の収穫祭
までを一通り体験させて頂きました。
今年は田植えからお盆までが大変水不足で、逆にお盆からは雨が必要以上に
降り少し心配されましたが、10月10日には無事に収穫祭が開催され、
季節の移り変わりと共に変わっていく景色と収穫祭では美味しい新米を
堪能出来ました。
また、12月2日からはLEDを使ったきらきらアートが今年から開催されています。
こちらのきらきらアートで使われているのは「ペットボタル」といい、
太陽光発電
パネル付LED(発光ダイオード)を使用して、ペットボトルのような容器に
「太陽光パネル」「充電池」と「LED」を組み込んだもので、昼の太陽エネルギー
で
発電・蓄電し、暗くなるとLEDが自動的に点灯するというシンプルな発光装置で
化石燃料による発電ではなく、太陽光エネルギーを利用するものなので地球環境に
優しいことも特長の1つだそうです。
〈鏡石町H.Pより http://www.town.kagamiishi.fukushima.jp/tanbo/2016/004647.php〉
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きらきらアートは来年1月末まで開催される予定ですので、ご興味ある方は是非
足を運ばれてみてください。料金は無料です。
月曜休館日を除く 毎日 16時半〜18時45分の間点灯されます。
ただし残念ながら年末年始はお休みなのでお気をつけ下さい。
詳細はこちら http://www.town.kagamiishi.fukushima.jp/tanbo/2016/004647.php
真冬の寒い夜に少し心が温かくなるような窓からの景色です。