「第5回復興グルメF-1大会」。東日本大震災に遭った岩手、宮城、福島の3県、15の店舗が郷土食を競うこのイベント、試食した客が「箸」を投票することで優勝チームが決まります。
5回目にして出場店舗も増えました。8bitNewsで既に紹介させていただいた「【福島県相馬市】漁師の「もっちゃん」が震災で対峙した現実そして希望とは?」の、「チームどんこ」こと “No Donco No Soma” もそのひとつ。
郷土、福島県相馬市の復興を願い開発した、郷土の魚どんこ(産地は北海道、青森など。2014年1月現在、福島県産は原発事故による海洋汚染のため獲れません)を用いた「どんこつみれ汁」を引っさげ、自慢の味で勝負する No Donco No Soma 。果たして運命の順位は!?現役漁師でもあるリーダーの菊地基文さん(37歳)は「ベルトを取る」と意欲満々。神様はその思いに応えてくれたのか?
今回のイベントには子ども達も大勢来ています。震災で途切れかねない郷土の味を伝えたい、という思いもあるでしょう。「集まろう!伝えよう!つながろう東北!」というキャッチフレーズのもと、寒風吹きすさぶ中大勢の客が押し寄せました。チームどんこの活躍を中心に、郷土の味を愛する人達の賑いが伝わればと思います。