「LGBT」という言葉、皆さんは知っていますか?
「LGBT」というのは、
Lesbian(レズビアン)
Gay(ゲイ)
Bisexual(バイセクシュアル、)
Transgender(トランスジェンダー)
4つの頭文字をとった単語でセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)のことをいいます。
この「LGBT」当事者が主人公の映画「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」が11月26日から公開されます。11月15日、映画の公開を前に、試写会&トークイベントが明治大学で開催されました。
登壇者はLGBT当事者である、上川あやさん(世田谷区議会議員)、川田篤さん(日本アイ・ビー・エム(株)ソフトウェア事業部部長)とダイバーシティ推進を担当している齋藤明子さん((株)ポーラ)。
「LGBT」の「T Transgender(トランスジェンダー)」の上川あやさん(世田谷区議会議員)は、
「日本では同性カップルについて、今やっと、話題になり始めましたが、
日本を除く多くの先進国では自分の家族に、友人に、同僚にいる人たちの話なんです。
この映画に出ているマイノリティ側の人は、必ず皆さんの周りにいます。」と語ります。
川田篤さんは、
「私自身のセクシャリティはゲイですけど、LGBTというのは単なるキーワード。
人と人が本当に寄り添いあって生きていくことができる多様性のある社会に向けての過程でしかないと思います。」と話てくれました。
今、「ダイバーシティ=多様性」の輪が広がり始めていますが、価値観の違い、性別、年齢、人種、宗教などの違いから起こる差別や偏見はまだまだ根強いです。
まずは、自分自身が「多様性」について考え、理解する必要があります。
皆さんも「多様性って何だろう?」と考えてみませんか?
どんな人でも「自分らしく」生きていける社会になるように…。