2016/11/17 地域
東日本大震災から5年8ヶ月 石巻市立大川小学校の今を知ること

東日本大震災の津波で児童74人が犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校を訪ねました。

発災直後の避難判断を巡って学校側に安全配慮義務違反があったなどとして、児童23人の19遺族が県と市に総額23億円の損害賠償を求めた裁判。仙台地裁は先月26日、学校側の過失を認めて約14億3000万円の支払いを市と県に命じています。

そして、今月、判決内容には不服があるとして、市と県は控訴、遺族側も市の事前対策や事後対応にも問題があったと主張し控訴しました。

大川小学校の校舎は当時のまま残され、校庭だった場所には、ここで被災された方のお墓があります。なぜ、多くの犠牲者が出てしまったのか、答えが出る前に風化が進むことがないよう、改めて現場の様子を皆さんに伝えたいと思いました。動画を是非ご覧ください。

プロデュース :福元利明
Comment

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  • こだまゆみこ 2016-11-19 22:33:02
    大川小学校は、そもそもあの位置に設置したのが間違いだと思います。
    私もタクシーで石巻駅から大川小学校へと向かいましたが、その途中の集落(半島の影になった集落)には、ほとんど被害がなかったとのことでした。
    今考えれば、半島の一番先っぽ、あそこは危険です。
    震災後、神社など古いものは被災しなかったとの報道がありますが、今後学校を設置する時はよく考えてほしいと思います。
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