2016年9月4日、東京都渋谷区の代々木公園にて開催された「SHIBUYA BOSAI FES 2016」にて、警察・消防・自衛隊による「災害時活動訓練」が行われました。実際の災害を想定し、崩れた家に閉じ込められた人を救出する訓練です。人命救助のデモンストレーションと言ってもいいでしょう。
まず災害救助犬が登場し、倒壊した家屋に人の反応があるか調べます。人の反応があれば、警察・消防・自衛隊の出番です。工具を使ったり、あるいは人力で瓦礫を取り除いたりと、それぞれにやり方は微妙に違いますが、非常に手早く、かつ確実に家屋に閉じ込められた人を救い出します。
これは訓練です。ですから、迅速に救助要員が駆けつけ、被災した人を助け出すことが出来ましたが、現実はそう簡単には行きません。個人々々が、普段から防災を意識し、災害が起きた時に最善と思われる行動を取ることが大切になってきます。
訓練であっても、気を引き締め、大きな声を出しながらキビキビと活動する警察・消防・自衛隊の皆さんに敬意を評したいものです。