2015年夏、安保関連法案の審議をめぐり国会は混乱した。「平和を維持する」という目標は変わらないはずなのに、刻々と変わる世界情勢に、その「手段」をめぐり国民の中でも議論が割れた。
「平和とは何か」という、単純だがとてつもなく深い疑問を抱えた日本での夏。そして同年秋、留学先のアメリカでその答えのない疑問と対峙するべく旅に出た。
敵性外国人として第二次世界大戦を戦った日系米国人部隊の最後の生き残りが語った戦争のリアル。そして同年代の若者が感じるリアルな平和に対する価値観。
今だからこそ見つめ直したい過去の歴史から平和を考えた、等身大のドキュメンタリー映画。