「将来歴史の教科書に載ってほしい。『2016年、あの暑い夏の参議院議員選挙が大きく日本の歴史の転換点になった』と、書かれる日が来ると僕は信じてます。太郎君といつも言ってます。何度演説してもいっつも言い残すなって。全ては言い切れませんでしたけれども、ご清聴ありがとうございました。日本が、ここはひとつ、1つになるために、世界を1つにするために、動き出す日にして下さい。語りかけてください。18日間ありがとうございました。東京選挙区・無所属、立候補、ミュージシャン、三宅洋平をよろしくお願いします。」
7月9日、参院選投票日前日、自民党の憲法改正草案の内容、緊急事態条項や安保法制、気候変動や原発事故によって更なる危機を迎えている地球の環境問題、時代に逆行し右傾化を続ける現在の政権与党の政治に対して強い危機感を持ち、無関心層に日本の状態を伝え投票率を上げるために、東京選挙区から無所属として立候補した、ミュージシャンの三宅洋平は18日間の選挙運動の最後の演説をこう締めくくった。
3分の2議席以上を改憲勢力に取られた場合、秋には憲法改正の発議がなされる可能性がある。2016年、この「暑い夏の参議院議員選挙が大きく日本の歴史の転換点」となることができるだろうか。それは有権者1人1人にかかっている。
18日間の間、三宅洋平さんの「選挙フェス」にはたくさんの聴衆が訪れ、毎日様々な街の広場が埋まった。今日も彼の最後の演説を聞くために足を運んだ人々で品川駅港南口は群衆で埋まり、人々は彼の言葉に耳を傾け、拍手をし、歓声を上げた。
マスコミにほとんど取り上げられていないにも関わらず、こんなに人がここにいるのは、みなさん、massがメディアになってくれているからです、当選圏内、6位に食い込んできているという情勢情報がありますが、選挙運動終了の7月9日23時59分まで、ギリギリまで電話やLINEやSNSで友達に呼びかけて、票を集めてほしい、やれることをやってほしい、と三宅さんは集まった人々を鼓舞した。
彼は、山本太郎を総理大臣に、そして彼は外務大臣として働きたいというビジョンを持っている。
投票日は明日。3年前の立候補で全国の人々をインスパイアし、地方議員の誕生にも貢献してきた三宅洋平さんは、今回が2度目の国政選挙への挑戦。選挙運動ができるのは残り約1時間半。参院選は明日7月10日が投開票、初当選なるか。