6月11日、秋葉原UDXにて『MOTTAINAIフェスタ2016』が開催されました。
★MOTTAINAIフェスタ★
地球環境に負担をかけないライフスタイルを広め、持続可能な循環型社会の構築を目指す世界的な活動として展開しているMOTTAINAキャンペーン。
MOTTAINAIフェスタは『MOTTAINAを世界のアイコトバに』を実現させるため、
人々に循環型ライフスタイルを提案し環境保全に結び付ける都心型エコイベント。
★MOTTAINAIとは★
環境3R+R=MOTTAINAI
MOTTAINAI=Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)。
+かけがいのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められています。
★提唱者、ワンガリ・マータイさん★
グリーンベルト運動創設者。1940年、ケニアのキエニ生まれ。
政府の弾圧を受けながらもグリーンベルト運動にはこれまで述べ10万人が参加。
植えた苗木は5100万本に上がります。2004年、環境や人権に対する貢献が評価され環境分野で初めてアフリカ女性としても初めてノーベル平和賞を受賞しました。
★MOTTINAIフェスタ当日★
☆イベント内容☆
午前11時からスタートしました。1階には手作りのモノが溢れる物販販売所が多数並んでいました。アクセサリー類からポストカード、ハンドメイドのポーチなど可愛いグッズ類が並べられていました。
2階に上がるとフリーマーケットの会場がありました。
ここでの売り上げの一部がグリーンベルト運動へ寄付されます。
☆e-kids☆
ここでは子どもたちが主役。
ECO(環境)・ENJOY(楽しむ)・ENTERTAINMENT(おもてなし)・
EXPERIENCE(経験)・ENERGY(行動力)
を通じた子どもと親の成長を応援するプロジェクト。体を動かすブースで元気に競技に挑んだり昔遊びのコーナーでヨーヨーや竹馬に挑戦する子どもたちが映りました。
☆MOTTAINAIキッズフリーマーケット☆
2階の中央にお城の形をしたブースがありました。ここでは子どもたちだけのフリーマーケットが開催。お金のやり取り、値段の設定、売り子や片付けまで全て子どもたち自身で決めます。大人は助言は禁止、外から見守ります。また、売上表も書きます。収支バランスシートの記入を学び、モノの大切さだけではなく、お金の大切さを学ぶことができます。
★MOTTAINAIフェスタを取材して★
今回、このイベントに初参加しました。MOTTAINAIという言葉を昔何度かテレビでも聞きましたが、最近は聞かなくなっていました。ですがこういうイベントに触れ、現在もMOTTAINAIいう言葉が途切れることなく繋がっているとのだと知れました。モノに溢れている現代だからこそ、必要なくなったら簡単に捨てる。ということではなく新たなモノとしていくらでも作ることができる。モノに対しての有難みを改めて実感させられました。
また、今回撮影した中で印象に残っているのはMOTTAINAIキッズフリーマーケット。大人にああしなさい、こうしなさいと言われるのではなく自分たちで考え決める。それによって自主性を育むことができる素敵な内容でした。子どもたちは貴重な経験を得ることができ、また大人は不安になりながらも子どもたちの成長を実感できたのではないでしょうか。
エコイベントと子どもたちの挑戦。2つの大切さが形になったイベントでした。
ぜひ、興味を持たれた方がいましたら来年参加してみてはいかがでしょうか。