2016/06/11 地域
沖縄だけの問題じゃない。米海軍兵の事件による禁酒措置で横須賀ドブ板通りにも影響が…。

2016年5月に沖縄で起きた元米海軍兵による死体遺棄容疑により逮捕された件で、
沖縄米軍では5月27日から6月24日まで喪服期間としてすべての軍人・軍属に対し、
基地や自宅以外での飲酒や午前0時以降の外出、宿泊を禁止していたが、
更に6月4日夜、飲酒運転による衝突事故を米海軍2等兵曹が起こした事で、
6日、日本に駐留する全海軍軍人に対し、自宅を含む基地内外での飲酒禁止を発令した。

在日米海軍司令部によると、飲酒禁止は階級を問わず対象とし、
「無責任な行動が日米同盟に悪影響を及ぼすことを、全海軍将兵が理解したと両司令官が
確信するまで継続する」という。

「大多数の海軍将兵は毎日、優秀に任務をこなしています。しかしながら彼らには階級に
関わらず、組織全体に対して統率力を発揮する責任もあるのです。
私たちは、私たちの任務遂行能力に悪影響を与えたり、日本との重要な同盟を危機に
さらす不正行為を断じて容赦しません」 と第7艦隊司令官ジョセフ・アーコイン中将の言葉。
(米海軍報道発表資料より抜粋)

これにより神奈川県横須賀市のドブ板通りでは通常は夕方になると米軍たちで賑わう
飲食店の多くがシャッターを閉めてしまい閑散としている。
ちょうど時を同じくして6月4日に乗組員約4600人を乗せた原子力空母ロナルド・レーガンが
横須賀港を出港したのも影響しているとドブ板通りで飲食店をしているオーナーの中谷さんは
言っていました。

今回沖縄で起きた事件ですが、この措置と影響がいつまで続くかまだわからない中、
週末のみ営業するお店も出て来ているようでそのダメージは大きそうです。
少しでも日本人の方にも来て欲しいと現地ではそんな声が聞こえています。

今回は沖縄で起きた事件ですがこんな風に影響が出てくる現実があります。
私たちは沖縄という場所に捕われず日頃からもっと身近に考えなくてはいけないのかもしれません。
是非皆さんも横須賀に
一度足を運んで一緒に米軍基地があるという事を考えてみませんか?

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米海軍報道発表 :

http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0150/nagekomi/documents/160606houdou.pdf


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取材協力 : カドヤのバール http://www.dobuita-kadoya.com/

プロデュース :城島めぐみ
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