2016/04/07 生活・健康
音のユニバーサルデザイン化支援システム『おもてなしガイド』体験会

あなたの大切な人に『おもてなし』を届けませんか?

 

2016年4月の「障害者差別解消法」施行を前に、『おもてなしガイド』の体験会が日本科学未来館で開催されました。

 

H.I.S×ヤマハ Sound UDプロジェクト『おもてなしガイド』の体験会の様子を撮影しましたので、ぜひご覧ください。

 

<体験会の内容>
プラネタリウムの映像『バースデイ〜宇宙とわたしをつなぐもの〜』
http://jp.yamaha.com/news_release/2016/16032403.html

 

おもてなしガイドはアナウンスの内容を、手元のスマートフォンの画面で文字で読むことができるアプリです。これまで、耳が聞こえにくい方や日本語を理解できない外国人の方は、スピーカーから流れてくる緊急放送や案内放送の内容を理解することができませんでした。このため、緊急時はいつも不安を抱えながら、周りを見て行動している方が大勢いらっしゃいました。

 

このような問題を解決できるアプリがおもてなしガイドです。

このおもてなしガイドは耳が聞こえにくい方だけでなく、日本語を理解できない外国人の方にもそれぞれの言語で届けることができます。

<特徴>

①緊急時、災害時の放送も文字で表示される

②外国人の方には、それぞれの言語がスマートフォンに表示される。

③インターネット通信のない環境でも文字情報として受け取ることができる。

 

現在、交通機関だけでなく、ショッピングセンターやテーマパークのアトラクション等、様々な場所で実証実験が行われています。

ぜひみなさんのご家族やご友人に耳の遠い方や外国人の方がいらっしゃいましたら『おもてなしガイド』をお知らせください。http://omotenashiguide.jp

 

※情報保障について

『情報保障』とは、情報を収集することができない人に対し、代替手段を用いて情報を提供することです。手話を習得していない難聴者も大勢いらっしゃるため、講演会やシンポジウムなどでは文字通訳が必要です。

今回の体験会では情報保障として『文字通訳(要約筆記)』と『手話通訳』がありましたので、こちらの映像もぜひご覧ください。

 

 

CLEAR JAPANでは耳にやさしい社会をつくっていくために、耳が聞こえにくい方のご意見を集めながら、様々な情報を発信しています。

ご協力いただける方は下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

CLEAR JAPAN : http://clear-japan.com/

 

プロデュース :makiko miyatani
Comment

コメントは管理者が承認後に表示されます。

Page Top