今年の1月、台湾では総統選挙と立法院(国会)選挙により、8年ぶりに国民党から民進党へ政権交代が行われた。
民進党党首・蔡英文氏は昨年10月に訪日し、安倍首相と会談を行うなど比較的、親日政権だと報じられている。台湾国民も民進党を選んだということで親日という印象を感じた。
しかし、実際のところ、「台湾国民は本当に親日なのか?」という疑問が生まれた。そこで今回、現地の中国科技大学の協力を得て、台北市民へのインタビューを敢行した。
結果、日本は52%の市民の方が「日本が好き」と回答し、親日国だと分かった。
しかし、同じ資本主義国であるアメリカが中国よりも人気が無かった。
理由としては、アメリカと中国との間には国交があるために、台湾とは断交状態である。にもかかわらず、アメリカは東アジアの安全保障を理由に、台湾に意見を言いたい放題である。これに関しての反発がある。
この現状を解決するために、同じ東アジアの安全保障に関わりがあり、信頼がある日本が、積極的な米台との交流をすることで、3カ国の関係強化を望む。