米Google傘下のロボットベンチャー、ボストンダイナミクス(マサチューセッツ州)が二足歩行ロボット「Atlas」の新型機の様子を今月23日YouTubeで公開した。
ボストンダイナミクス社は新型ロボットの性能について、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)と呼ばれる光を用いたリモートセンシング技術などを利用し空間認識力を高め、障害や衝撃などにも強いロボットの正確な動作を実現したと説明している。
”A new version of Atlas, designed to operate outdoors and inside buildings. It is electrically powered and hydraulically actuated. It uses sensors in its body and legs to balance and LIDAR and stereo sensors in its head to avoid obstacles, assess the terrain and help with navigation. This version of Atlas is about 5′ 9″ tall (about a head shorter than the DRC Atlas) and weighs 180 lbs.”
(ボストンダイナミクス社YouTubeより引用)
動画では、Atlasが動作認識のためのマーカーが貼られたブロックを器用に持ち上げたり、自ら扉を開け外に出ていく様子や足元が不安定な雪山を転ぶことなく歩行する様子などが公開されており、さらに人が前後から棒のようなもので衝撃を与えても倒れることなく姿勢を制御したり転んでも自分で立ち上がるなど、技術力の高さを発信している。