2016/01/11 地域
暖冬な年末年始で大根がピンチに!〜 こんな時こそ野菜を食べよう! 〜

 

昨年11月からこの年始にかけて全国的に暖かい日が続いており
気象庁の発表によると先月(12月)の平均気温は全体的にかなり高く、
東日本の月平均気温は普段より2℃近く高くなり、横浜など19地点で
1946年の統計開始から12月としては最高気温となったそうです。

また今年に入っても暖かさは続き今月4日には各地で3月中旬から4月中旬並の
暖かさとなり、
気象庁によると全国の43の観測地点で、1月として統計を
取り始めてから最も高い気温を観測したそうです。

その為、一部農作物に影響が出ています。

神奈川県の三浦半島ではもともとの温暖な気候も影響して、今の時期旬の大根が
大きくなり過ぎてしまい安値を更新しています。農家さんによっては大きすぎる
大根は
流通に適さない為、大根を処分する方も出始めているとのことです。

三浦のイイジマ農園さんでは切り干し大根を作ったりして出来る限り
ロスを減らしているそうですが、風があまり無い日も続き大根がなかなか
乾かないそうで、切り干し大根も簡単には作れないようです。

一方で野菜が安くなっているのは消費者には助かる部分でもあり、
この時を利用して是非皆さんも野菜の消費活動に積極的になってくれたらと
言われていました。
こんな時こそ積極的に野菜を食べてみるのはいかがでしょうか?

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写真一部提供: 三浦市 イイジマ農園  http://iijimanouen.com/ 

 

プロデュース :城島めぐみ
Comment

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  • 飯嶋聡 2016-01-11 13:37:25
    丁寧にアップしていただきありがとうございます。
    是非野菜の消費拡大わお願いします*\(^o^)/*
  • すとーむ 2016-01-11 16:44:53
    野菜ではありませんが、最近 魚の中だけマグロが高いです…(´・ω・`)

    刺身好きとしては真アジや、養殖なのに高かったサーモンが少し安くなってきました。
  • 三河智弘 2016-01-13 08:48:17
    都内在住です。
    私は2年前から近所で体験農園をして季節ごとに様々な野菜を栽培収穫して美味しくいただいています。
    確かに、今冬は暖冬で大根、白菜が巨大化しています。
    園主の同じ野菜でも様々な種類を楽しんで欲しいという方針で、大根も青首から、話題の三浦、大蔵、聖護院など栽培していますが、凄い大きさです。

    体験農園で知ったのは 、流通している野菜のロスが余りに多いこと。
    夏はきゅうり、茄子なども栽培しているのですが、きゅうりはまっすぐ20㎝、茄子は10㎝ではないと流通ルートにのらず、企画外で商品にはならないとのことです。
    週末に畑に出掛けるだけの私たちは、夏になると40㎝位になったお化けきゅうりを食べます。味は問題ありません。きゅうりは3日で10㎝位は伸び、実をつけるので種類が追い付かないのです。

    大根は青首だらけになったのは、段ボールに綺麗に入り、沢山流通出来るからとのことも知りました。

    ということで、今回の廃棄大根のニュースを拝見するに、この企画外野菜を何とか活かせないかということ。

    例えば、今話題の「子ども食堂」など食材を必要としている場所へ、提供する仕組みづくりなどがあれば良いのではとも思っています。

    練馬区の体験農園では、その野菜を提供するところもあるようです。

    TPPなどで、マクロ的な視点で考えられる農業ですが、今回のニュースでもっと地域視点で考えることも必要かと、自分の体験も踏まえて感じました。
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