北朝鮮、沖縄、そして震災後の被災地を取り続けてきた写真家、初沢亜利さんの写真展「周縁からの眼差し-東北・北朝鮮・沖縄 報告」が先月末から東京渋谷にあるギャラリー「アツコバルー」で開かれている。
初沢さんは今回の写真展を「無自覚の暴力性について考えるきっかけにしてほしい」と語る。
一見、まったく関連性のない3つの現場だが、それぞれに共通しているのは見るものが勝手に抱く「らしさ」。これまでのメディアからの情報やイメージから、自然と強者の目線、権力的な目線からの「らしさ」をそれぞれにあてはめていないかと一般社会に警鐘をならす。写真展は今月22日まで。
問い合わせはアツコバルーまで。http://l-amusee.com/atsukobarouh/schedule/
※写真集「沖縄のことを教えてください」 初沢 亜利 http://www.amazon.co.jp/dp/4865410368/ref=cm_sw_r_tw_dp_a5mswb1QSRZCB