「YOKOHAMAデモクラシー道場」は民主主義について意見を聞き、話し、議論を闘わせる道場だ。門下生は「道場心得」を守り真摯に、フランクに、切磋琢磨しなければならない。2015年2月からスタートした道場、Vol.1「そもそも民主主義とは?」ではジャーナリストの堀潤さんをゲストに迎え開講。
Vol.2「個人から戦争へ」のゲストは、元国連職員「国際紛争解決人」の伊勢崎賢治さん。そして、今回Vol2-2は「民主主義と戦争」と題し、元自衛官の泥憲和さんのレクチャーから始まった。少年工科兵として15歳に入隊した「ベテラン」自衛官から見た「戦争」と「平和貢献」の話しはリアリティがあり説得力があります。そして感動的です。
・YOKOHAMAデモクラシー道場 Vol.2-2
・ゲスト:泥 憲和さん
・2015年9月13日
・ヨコハマスリーエス(横浜市中区)
動画はレクチャー部分をピックアップ、2部に分けて見やすくしました。
(1)集団的自衛権とは何か?
「汚い戦争」に自衛隊を巻き込んで行く。それが集団的自衛権の行使だ。米軍教範(教科書)における「低強度紛争戦略」から分る米軍の本質は自衛隊も知っている。そして、日本にはすでに世界最大の米軍兵站基地があり、その多くは神奈川にある。