9月19日未明に安全保障関連法が成立しました。国会前では抗議活動が朝まで続きました。仕事で横浜を離れられないぼくは、19日昼すぎの横浜の様子を撮影してみることにしました。13時ごろ、東口の横浜駅改札口前のバス停でバスを降り西口まで歩きました。横浜駅東口地下街「ポルタ」の入り口では献血の呼びかけがくり返されていました。
西口に出ると横浜高島屋前で拡声器の声が聞こえました。「横浜教科書採択連絡会」が抗議活動を行っていました。
抗議する女性の話(39秒くらいから)と、桜木町駅と横浜駅の駅前の様子です。2分53秒あります。
https://youtu.be/DwSy7VpbwV0
抗議活動の責任者の女性によると、教科書改善の会(改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会)が支援し、育鵬社(東京都港区)が出版する中学生用の歴史と公民の教科書を、2011年に横浜市がはじめて採択し、2015年も採択することになったことに抗議しているとのことでした。教科書の採択は4年ごとで、一度採択されると同じものが4年間使われます。
育鵬社は、日本のメディア・コングロマリットのフジサンケイグループ傘下の扶桑社が、100%出資して設立した教科書出版社です。中学校で使う歴史と公民の教科書を出版しています。
改正教育基本法に基づく教科書改善を進める有識者の会
http://kyoukashokaizen.blog114.fc2.com
2011年と2015年の二回にわたる中学校用教科書の横浜市での採択に関しては、ウェブで検索すると情報が見つかります。詳しい情報について補足がありましたらコメント欄で教えて下さい。