フランス共和国のフランソワ=オランド大統領は2015年9月7日、定例記者会見において、新たに2万4000人を超えるシリア難民を同国が受け入れると発表した。同国は5月下旬までに既に6752人のシリア難民を受け入れている。演説でオランド大統領は「人道的措置に依る」と強調した。現在、EU委員長がEU全土でシリア難民を12万人、受け入れるべきだと主張している。
同会見でオランド大統領は「イスラム国」(IS)が拠点とするシリアの関連施設を空爆するため、現地での偵察飛行を開始する方針も明らかにした。大統領は難民急増に対する危機感を訴えた上で「シリアの中心に介入しなければならない」と空爆に理解を求めた。
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