週末の昼下がり、電車の中で顔を上げたら痴漢が起きていました。
情けない事に、結局数分間、筆者は声を上げて痴漢を辞めさせる事ができないまま、目の前の痴漢行為を見ることしかできませんでした。
なにもできず痴漢の手に釘づけになって中で感じた事を書いていこうと思います。
最初に驚いた事は、被害者の女性があまり動いていなかったことです。拒絶するような動きがみられず、ただ触られていたように見受けられたので、痴漢と知り合いなのかとさえ思ってしまいました。しかし筆者も痴漢の被害に遭った事があるので、女性の気持ちも分からなくはないです。
この動画を撮影した時もそうですが、痴漢!と声を上げた時にその日の予定が狂うことや、痴漢男性が逮捕されたらこの人はどうなろんだろうと彼の将来を心配したりと色々考えてしまい何もでずに被害に遭う経験もあります。
また卑怯なことに痴漢は大抵触れるか触れないかのスレスレで触ってくるので、こちらの被害妄想が過ぎるとか、痴漢をしているつもりはなかったとかそういう言い訳をされるのではと思うと自分の中で被害者側の立場がどんどん弱くなっていきます。
余談ですが筆者の場合は、他人の手や肘が自分の足や胸に異様に近かったり、おかしな場所にあった場合、その席を立ったりなるべく場所を変えたりします。座っていても、ガラガラの電車でも痴漢はいるので…。
気持ち悪い痴漢がこの世から即刻いなくなって欲しいと願うばかりです。