2015/04/29 文化
Happy Pride!  ~多様性を受け入れる社会へ向けて~

初夏の陽射しがまぶしい、

新緑が爽やかな代々木公園に、

色とりどりの人々が集まった。

 

“TOKYO RAINBOW PRIDE” (http://tokyorainbowpride.com/)

日本最大級のLGBTの祭典だ。

(LGBTとは、性的少数者のこと。

L : レズビアン

G : ゲイ

B : バイセクシュアル

T : トランスジェンダー

最新の調査では、LGBT層に該当する人は、

7.6%(13人に1人)と算出されている。

http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2015041-0423%2B.pdf)

 

イベント参加者は、4月25・26日の2日間で、約5万5000人。

26日の13時からは、約3000人によるパレードが行われた。

参加者は互いに「Happy Pride!」と声を掛け合い、

時には沿道で見守る人たちと、

笑顔でハイタッチしながら、渋谷の街を行進した。

 

奇しくもこのパレードと同じ日に行われたのが、

会場の代々木公園がある、渋谷区の区長選挙。

渋谷区民が新区長として選んだのは、

「同性パートナーシップ条例」発案者である、

前区議会議員の長谷部健さんだった。

 

性同一障害を抱える杉山文野さんは、

イベント参加後に長谷部さんの事務所に駆けつけ、

「渋谷が、日本が変わる震源地になる」

そして、

「これからスタートする同性パートナーシップ条例に関しても、

形づくりのお手伝いをしていきたい」

と、長谷部新区長への期待を語った。

 

多様性を受け入れる社会の実現は、すぐそこまで来ている。

プロデュース :田中万里子
Comment

コメントは管理者が承認後に表示されます。

Page Top