ノーベル賞作家の大江健三郎さんとルポライターの鎌田慧さんが2015年3月10日、日本外国特派員協会にて、講演した。
大江さんは
「原発がない世界を実現するほかない。声を発し続けることが、自分にやれるかもしれない最後の仕事だ」
と語った。講演の最後では、大江さんと親交のあった米国の哲学者・エドワード=サイードの言葉と生き方に触れながら、「絶望的な状況の中で楽観的である」ことの重要性を説き、脱原発運動を続ける決意を示した。
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