東日本大震災から4年。
震災以降、花火大会や農作業のボランティアなど、
縁あって5回ほど訪れた、福島県いわき市久之浜。
津波によって63人の命が失われた場所であると同時に、
福島第一原発から南に約30kmという場所でもあります。
そのような、一見厳しい状況にありながらも、
町の人たちは、前向きに生きようとしています。
震災後の4年間を振り返り、
「自分たちにできることを、一生懸命にやってきた」
と話すのは、オーガニックコットン栽培に携わる金成清次さん。
原発事故の影響により、福島の「食」が厳しい目で見られてしまう中、
「衣」で農業を盛り上げていきたいと考えています。
3月8日の「久之浜大久地区 追悼花供養」に参加した際、
地元の方々の「笑顔」がとても印象に残りました。
その姿からは、被災者として「支援される」立場を卒業し、
自分たちの力で地域を盛り上げていこうという、力強さを感じました。
この場所で前向きに生きる人たちの姿と、町の風景の移り変わりを、
9分ほどのムービーにまとめましたので、是非ご覧ください。