2015/03/11 地域
【シリーズ「復興」】花は咲く ~福島県いわき市久之浜の4年間~

東日本大震災から4年。

 

震災以降、花火大会や農作業のボランティアなど、

縁あって5回ほど訪れた、福島県いわき市久之浜。

津波によって63人の命が失われた場所であると同時に、

福島第一原発から南に約30kmという場所でもあります。

 

そのような、一見厳しい状況にありながらも、

町の人たちは、前向きに生きようとしています。

 

震災後の4年間を振り返り、

「自分たちにできることを、一生懸命にやってきた」

と話すのは、オーガニックコットン栽培に携わる金成清次さん。

原発事故の影響により、福島の「食」が厳しい目で見られてしまう中、

「衣」で農業を盛り上げていきたいと考えています。

 

3月8日の「久之浜大久地区 追悼花供養」に参加した際、

地元の方々の「笑顔」がとても印象に残りました。

その姿からは、被災者として「支援される」立場を卒業し、

自分たちの力で地域を盛り上げていこうという、力強さを感じました。

 

この場所で前向きに生きる人たちの姿と、町の風景の移り変わりを、

9分ほどのムービーにまとめましたので、是非ご覧ください。

プロデュース :田中万里子
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