2015/03/23 地域
【シリーズ「復興」】飼い主と離れ離れになった犬猫たち。もう一度、一緒に暮らせる日が来るまで、福島のアニマルシェルターで暮らす。震災から4年過ぎて、なお。

福島県にある、SORAアニマルシェルターをお訪ねしました。震災で飼い主と離れ離れになってしまった犬猫たちを保護しています。

 

東日本大震災で、飼い主と一緒に避難できなかった動物たち。特に福島では、原発事故があったため、原発周辺地域から急遽避難した人たちが手放さざるを得なかった動物たちが、いたのです。

 

周辺地域で保護されたり、あるいは避難のためシェルターに持ち込まれた動物たち。その動物たちは、飼い主さんが分かっていれば、飼い主さんと再び暮らせるようになるまでシェルターで過ごし、飼い主さんが分からず保護された動物たちには、シェルターが里親も探します。

 

SORAアニマルシェルターの代表、二階堂利枝さんは、「同行避難という話もあるけれども、いつも動物と一緒にいるとは限らない。一緒に避難できないのであれば、たやすく動物は飼わないほうがいい(大意)」と話します。たくさんの命を預かるシェルターの代表だからこそ、ここに言葉が至る。重みのある言葉です。

 

SORAアニマルシェルターの代表、二階堂利枝さんのインタビューを軸に、シェルターで動物たちがどのように過ごしているか、そのごく一部ではありますが、切り取りました。取材に訪れた筆者は「新参者」ということで、犬たちに馴染みがなく、たくさん吠えられました。その意味で、「普段通りのSORAの様子」とはやや違いがあります。そのあたりはお含みおきください。

 

SORAアニマルシェルターに興味がある方は、こちらもごらんください。

 

公式サイト:http://sora.ne.jp/

ブログ:http://blog.goo.ne.jp/sora-fukushima

Facebook:https://www.facebook.com/sorashelter

Twitter:@sorashelter https://twitter.com/sorashelter

プロデュース :西村晴子
Comment

コメントは管理者が承認後に表示されます。

  • みゆき 2015-03-16 18:05:21
    犠牲になるのは人間だけではなく、いつも弱いものたち。言葉を話せたら何を語るのかと思います。いつも。
Page Top