「イスラム」という言葉を聞いた時、どんなイメージを思い浮かべますか?
「砂漠」
「テロリスト」
「お酒が飲めない」
私も以前は、その程度のイメージしか持っていませんでした。
一部の「イスラム原理主義過激派」によるテロ事件などで、誤解を受けてしまうことが多いイスラムですが、その精神は「平和」を願うもの。
「アッサラーム・アライクム=あなた方に平安を」という挨拶が心地よい。
日本人にはあまり馴染みがありませんが、実は、世界の人口の4人に1人はイスラム教徒(=ムスリム)だそうです。
なぜ、それほど多くの人の信仰を集めているのでしょうか?
今回、代々木上原にある東京ジャーミイにて、ご自身もイスラム教徒である下山茂さんのお話を伺い、それはきっと“イスラムの「平和の心」が、厳しい現実の中を生き抜く人々に、心の平安を与えてきたからに違いない”と感じました。
(下山さんのお話は、動画でご覧いただけます。)
この東京ジャーミイ見学ツアーを主催されたのは、東京都議会議員のおときた駿さん。
おときた議員は、ISILによるテロ事件をきっかけに、ご自身がイスラムに対して無知であったことに気づき、少しでも知ろうと東京ジャーミイを訪問。
イスラム国のテロを受けて、日本最大級モスクの「東京ジャーミィ」に訪問しました。(おときた議員ブログより)
そしてさらに多くの人にイスラムの本当の姿を知っていただくために、このツアーを企画されたそうです。
こんな時だからこそ…モスク&ハラールを体験しに行きませんか?2月15日(日)14時~(同上)
この呼びかけに応じてツアーに参加した人は、なんと約100人!
「よくも…よくも…っ!」と、ムスリム青年に感謝された日。モスクツアー参加者100人超!(同上)
インターネット等を通じて、たくさんの情報が簡単に手に入る時代。
気になったことがあれば、自分で調べてみる、実際に足を運んでみる。
そういった行動に繋げる人が、増えてきているようです。
礼拝堂の天井画や、ステンドグラスなど、美しい芸術も楽しめる東京ジャーミイ。
興味がある方は、是非訪れてみてくださいね。