2015年1月11日(日) 東京世田谷にある日本体育大学の世田谷キャンパスの記念講堂で全日本障がい者パワーリフティング選手権大会が開催された。
ロンドンパラリンピック男子49キロ級で117キロを成功させて9位に入賞した三浦浩選手。75キロ級で180キロを挙げ 7位入賞を果たした宇城選手、そして82.5キロ級で191キロに成功し6位入賞した大堂選手などロンドンパラリンピック三銃士を中心に、国内のトップ選手が集まり最高の技を披露した。
女性では2014年韓国仁川アジアパラリンピック競技大会で銅メダリストの小林浩美選手が参加し、男子女子選手ともに、「正確さ」「美しさ」そして「重量」の三つを完成させて競うこのパラリンピック種目競技でトップ選手の技を余すところなく披露し、リオパラリンピックでの日本選手の活躍を期待させてくれた。
通常では足を使って体をブリッジさせバーベルを挙げるパワーリフティングで、足を使わず(使えず)に上半身の筋力だけでブリッジし、健常者さえも到底持ち上げられない重量を挙げる彼らは人間の無限の可能性を感じさせてくれる。
生まれつきの障がいや難病、事故等で負った苦境を乗り越えて世界のトップレベルにまでやってきた選手達の不屈の魂には感動を覚え、すべての人への励みとなるだろう。
パラリンピック、それはさまざまな人間の人生模様、現実を背負った者のリアリティを追求したエンターテイメントのドキュメンタリースポーツだ。
ロンドンパラリンピック三銃士のひとり、宇城選手のパワーリフターとしての経緯が、中日新聞のウェブサイトで紹介されています。ご興味のある方は是非ご覧ください。
http://chuplus.jp/blog/article/detail.php?comment_id=287&comment_sub_id=0&category_id=227&pl=6510610203
下記のURLでは長淵剛のコンサートスタッフだった三浦浩選手が、パワーリフティングの選手となりそしてロンドンパラリンピック代表で9位に入賞するまでの経緯が紹介されております。
http://ameblo.jp/japan2009tn/entry-11479670426.html