2015/01/14 文化
大林宣彦監督が熱く語る「東京ビデオフェスティバル」

8bit Newsアドバイザリーボードの下村健一が聞き手を務めるネット対談番組『知ってる?この話』。
今回は、映画監督の大林宣彦さんが登場し、今週末開催される「東京ビデオフェスティバル」の魅力についてたっぷり語っている。

過去36年間で、約55ヶ国からプロ・アマ累計5万3千本以上の動画作品がエントリーしている「東京ビデオフェスティバル」。圧倒的な実績を誇りながらも、長年の主催者だった(旧)日本ビクター社が2009年に撤退してNPO「市民がつくるTVF」に運営母体を移してからは、資金難で毎年打ち切りの瀬戸際での開催が続いている。

しかし出品作のクオリティは年々進化の一途で、特に戦後70年を迎えた今年は「若い制作者たちの歴史参加意識が極めて高くなって、未来への希望が見えてくる」と、審査委員の大林監督は絶賛する。

フェスティバルの最大の目玉は、審査委員らが壇上で議論して今年のグランプリを選出する《公開審査》。そして、全国から参集した出品者たちと審査委員たちが“同じ作家同士”として平場で作品論を交す《交流会》。かつては手塚治虫さん、荻昌弘さん、竹中直人さんなども、審査委員としてこの熱気の中にいた。例えば、真剣勝負が身上の高畑勲審査委員(アニメ映画「かぐや姫の物語」監督)は、今年も高校生に「あのエンディングは違うと思う」と、議論を吹っ掛けたりするのだろうか―――。

●語り手/大林宣彦さん(映画監督)
●聞き手/下村 健一
●M C/片瀬 成美(notall)

【第37回・東京ビデオフェスティバルのお知らせ】
今週末!1月17・18日/日本工学院専門学校3号館(東京・蒲田駅近く)
詳しくは⇒ http://tvf2010.org/TVF2015pamphlet.pdf

※この対談の中で一部紹介されている、今年のエントリー作の原作はこちら

*「アジア太平洋戦争~中国の2つの戦場」(愛知県・同朋高校 放送部)

*「銃を置いた兵士たち~消えていく沖縄戦秘話」(北星学園大学 阪井研)

*「Remembrance~追憶のための往復書簡~」(成安造形大学4年・塚原真梨佳)

◎主催者「市民がつくるTVF」公式サイト http://tvf2010.org/top2014.html

・収録場所 大林宣彦邸(都内)
・ロケ協力 三本木久城
・テーマ曲「Tomorrow」川田俊介 ***
・楽曲提供協力 クレイコーポレーション
尾上政幸(Adagio)::
・撮 影 三上尚美 (慶応大SFC1年)
下村優太郎(国際基督教大4年)
・編 集 EGS-YK
・配 信 WALLOP放送局 http://www.wallop.tv/
・制作著作 (有) 下 村 健 一 事 務 所

プロデュース :下村健一
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