2014/12/26 教育
世界の縮図?パリのある中学校を舞台にした映画『バベルの学校』が劇場公開!

歴史的に長く移民を受け入れてきたフランス。

移民が多いだけ、学校教育の現場も多様なんですね。

そんな多様性あふれるフランス、パリの中学校を舞台に世界20ヶ国から集まった24人の生徒たちが共に学んでいる様子を追ったドキュメンタリー映画『バベルの学校』が2015年1月31日劇場公開(新宿武蔵野館、渋谷アップリンク)となります。『パパの木』、『やさしい嘘』(カンヌ映画祭批評家週間賞)のジュリー・ベルトゥチェリ監督。

違ってたっていい。違ってるからいい。

ちょっと他人と違うだけでイジメがある日本。だからあまり自己主張をしなかったり、人と出来るだけ話を合わせたり、同じように振る舞うようにしますよね。
それが、この映画に出てくる子供たちは違いだらけ!違っていて当たり前なんです。

アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。フランス・パリのとある中学校­には、11歳から15歳の世界中からやってきた20国籍24人の子供たちが集まってい­る。家庭の事情でやってきた子、辛い母国の生活から逃れ自由になるためにやってきた子­、または単によりよい生活を求めて来た子など、移住してきた理由も様々。フランスに来­たばかりの彼らが入ったのは、フランス語の集中トレーニングを受けるための「適応クラ­ス」。

国籍も宗教も家庭のバックグラウンドも異なる10代の彼らは、その違いに真正面から向­き合い、時には大声で口論し、涙を流すことも。そんな彼らを驚くほどの辛抱強さで見守­り、一人一人の夢を引き出し、導いていったのがブリジット・セルヴォーニ先生だった。­フランス全土で公開され、反響を呼んだ感動作。

監督:ジュリー・ベルトゥチェリ
編集:ジョジアンヌ・ザルドーヤ
オリジナル音楽:オリヴィエ・ダヴィオー
サウンド:ステファン・ブエ、ベンジャミン・ボベー
ミキサー:オリヴィエ・グエナー
製作:Les Films du Poisson、Sampek Productions
共同制作:ARTE France Cinema
配給:ユナイテッドピープル
原題: La Cour de Babel
フランス/2013年/フランス語/89分/1.85:1/カラー/5.1ch/ドキ­ュメンタリー

こんな声が届いています。

「違い」は、集団において財産である――。
2020年までには、日本にもそんな文化をつくっていきたい。

– 作家/東京都教育委員 乙武洋匡

子どもたちの無限の可能性を引き出す本当の教育とは何か。
原点をじっくり教えてくれるこの作品。
ぜひ多くの教育関係者、親たちに見てほしいです。

– 教育評論家/法政大学教授 尾木直樹(尾木ママ)

ぜひ1月31日(土)からの公開となる『バベルの学校』を劇場でご覧ください。

オフィシャルサイト:
バベルの学校

プロデュース :関根 健次
Comment

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  • マスカレード 2014-12-26 20:11:14
    夏にパリに行ってきたけど人種のるつぼでした!でも色んな国の人が寄り添って暮らすほうが勉強にもなるし、差別もなくなるんじゃないかな
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