2014/11/16 政治
【沖縄県知事選挙】現地ルポ⑦本日投開票 4人の候補者たちの選挙キャンペーン最終日

沖縄県知事選挙は今日、11月16日に投開票。投票は午後8時まで。昨日15日には各候補者が選挙運動をできる最終日。那覇市で開催された離島フェアを訪れた各候補者にインタビューをした。

 

 

辺野古反対派の翁長雄志さんは「県民の期待をヒシヒシと感じるもので、情熱溢れる握手とかが多いですからね、まず1番は必ず当選すること。当選しても大変責任感の重いものがありますからね、そういったことも予測しながら今頑張っているとこですね」とコメント。翁長さんは「オール沖縄」から熱狂的な支持を受けると同時に、当選後に基地問題を解決できるかという大きなプレッシャーもかかっていて、懐疑的な質問を彼に投げる記者も多く、翁長さんは繰り返される質問に辟易とする様子も見せた。

 

 

普天間の5年以内の運用停止・辺野古新基地推進の黄色いジャケットに身を包んだ現職の仲井真弘多さんは、「有権者とコミュニケーション」をすることに集中する為、「政治的な質問」に応えることは不可能だった。

 

 

選挙期間中、全身オレンジ色で自転車を乗り回し、ゴミをちゃー拾いし、すっかり日焼けしている下地ミキオさんは、「盛り上がってきたなという感じしますね。この2、3日がすごいんで、これを最後まで頑張っていきたいと思います」県民投票で基地問題の争いを終わらせること、所得を上げて貧困問題を改善すること、そのために経済を改善し教育費を無料化することなど、改めて自身の政策が沖縄にとって必要なものだったと自信を見せた。

 

 

選挙は平和運動であり、祭りであるというセンスを持つ喜納昌吉さんは、毎日ライブをし、サバニで航海をし、「沖縄」や「選挙」の枠を超えた運動をしている。最終日にこんな祭り(離島フェア)に迎えられて、「なんて神様はうまく手配してくれるんだろう」と感激した様子。ベーシックインカムを離島から導入したいと政策に掲げている喜納さんは「これは県知事が準備してくれたのかな?それとも那覇市長かね?まぁどちらにしてもありがたいと言っておこう。私の為にありがとう」とコメントし、離島フェアの会場内の人ごみの中へ消えていった。

 

本日投開票。

プロデュース :蜂谷翔子
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