米海兵隊の輸送機MV22オスプレイ1機が、10月25日、米海軍横須賀基地に初めて飛来・着陸しました。
米空軍横田基地から飛び立ったオスプレイは、午前10時過ぎに北西方面から横須賀の上空を固定翼モードで横切り、一度海上に。その後、進行方向を代えて転換モードにより猿島方面から基地内のヘリポートに着陸。10時45分頃離陸し海上へ。11時頃に再び着陸、同11時11分に同基地を飛び立ち去り、城ヶ島先を西へと向かっていきました。
1回めの離陸後、数台の消防車がサイレンを鳴らしながらヘリポート方面に向かっていきました。
2回目の離陸後、それまで基地の沖に停泊していた海上保安庁の艦艇も去っていきました。
10時過ぎの横須賀への飛来はウェルニー公園にて撮影。
その後三笠公園から撮影。
離着陸の映像は2回目の様子です。
※オスプレイの沖縄配備前の2012年9月、日米合同委員会で交わされた合意事項。
「MV22は、通常、ほとんどの時間を固定翼モードで飛行する。運用上必要な場合を除き、MV22は、通常、米軍の施設及び区域内においてのみ垂直離着陸モードで飛行し、転換モードでの飛行時間をできる限り限定する」。
※過去7回の墜落事故では、ヘリモードでのものが3件、転換モードのときに4件。
※10月19日の和歌山県潮岬での「防災訓練」に「参加」したオスプレイは、排気熱により離陸後の地面の芝が燃え、消防が鎮火している。