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【傘の革命】香港現地ルポ⑨アーティスト達が占拠エリア周辺の飲食店をサポートするキャンペーンを実施

2014/10/09 ▶ VIDEO

香港で9月26日から続いている「傘の革命」による公共スペースの占拠は、店の売り上げや交通や治安など、香港市民の生活にどのような影響を与えているのだろうか、というのが関心の1つになっている。占拠サイトの1つで繁華街のMong Kokでは、Woofer Tenというコミュニティーに根付いたアート活動をしているアーティスト達によって、占拠によって影響を受けるかもしれない地元商店をサポートするキャンペーンと、街の抱える問題の実態調査が行われている。

 

 

10月7日の夜、彼らは封鎖されて歩行者天国状態のNathan Roadで、占拠の行われているエリア付近のローカルショップの場所を印した大きな地図を展示していた。机にはレストランのメニュー図鑑やチラシを置き、人々が見つけにくい地元のお店に行けるように工夫している。

 

 

キャンペーンの参加者の1人であるフォング・ヴァンギさん(29)は「傘の革命」による大通りの占拠が始まり、バスの運行が止まったりした為に売り上げの下がった店もあり、「傘の革命」に好意を持っていない経営者もいるが、占拠が始まる以前から売り上げの停滞している店も多いという。聞き取りをすると、香港の高い家賃や、跡継ぎがいないことなど、コミュニティーや店の経営を苦しめている根強い問題の実態が見えてくるという。とくに高額の家賃が問題のようだ。かつては一般市民のお店が並んでいた大通りのNathan Roadはすっかり商業化され、今では大手のブランド店、時計店や宝石店、銀行やチェーン店しか目に入らないような状態になっている。

 

 

彼女はこの占拠の機会を利用して店の人々と直接話すことで問題をあぶりだし、新しい情報やネットワークをつくり、今後コミュニティーの状態を向上させるためのヒントを得ている。

 

 

キャンペーンに集まってきた人々は輪になって座り、 和やかな雰囲気の中ディスカッションをしていた。

 

 

Woofer Ten は、非営利のアート団体でYaumateiという古くから人々の暮らしのあるエリアの Shanghai Street沿いに位置している。生活とコミュニティーに密接なコンテンポラリーアート、社会や政治の現実と関わりながら、コミュニティーに根付いた活動をするアートスペースで、似た考えを持ったアーティストが集い活動している。展示、ワークショップ、イベント、コミュニティーミーティングなど活動は様々。

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