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【傘の革命】香港現地ルポ⑧プロテストの拠点でのランチタイム ビジネスマンや街で働く人々にインタビュー

2014/10/08 ▶ VIDEO

10月6日、月曜日。香港の政府はプロテストを終わらせ、街を月曜日までになんとか元の状態に戻したいと考えていた。強制排除の可能性も示唆されていた為、5日の夜は運動をサポートする夥しい数の人々がAdmiralityを埋め尽くすことになり、香港政府は前代未聞の状態に頭を抱えている。

 

 

夜が明けて、6日のお昼頃のAdmiralityは人の数がいつものようにまたぐっと減り、空っぽの道路が広がりのびやかに太陽の光を浴びていた。会社のお昼休み中のスーツ姿のビジネスマンの姿も多く見られた。

 

 

中国に週に2、3日の頻度で仕事で行くというパトリック・リーさん(50)は、学生達のやろうとしていることはもちろん理解できるし、民主主義ももちろん敬愛しているが、学生のやり方や彼らが街や政府や香港の人々に対して与えているダメージには個人的には賛成できないという。彼には若い2人の息子がいて、息子たちにとって世界や物事はとてもシンプルなものに今は映っているのだと彼は感じている。学生達や息子が成長したときに、自分たちのしたことや政府がやろうとしていたことをより良く理解できるときがくることを願っていると彼は言う。彼自身も若い頃、1989年に平和的なプロテストに参加したが、自分は大衆に煽動されていただけだったと思うと振り返る。香港でも中国でも、人々はただ家族の面倒を見て、平和に暮らしたいと考えているというのが現実だと彼は言う。

 

 

IFCに勤めるリアム・マーフィーさん(35)は、運動は支持するし、街がこのように主張できることは素晴らしいことだと思うが、これによって中国政府が動くということは絶対にないと考えている。自分の仕事への影響は全くないと彼は言う。政府が暴力を使ってプロテスター達の強制排除をしようとしたことは支持しないが、政府がそういったことをした事に対して格別驚くというわけでもないと彼は言う。実際にプロテストの現場を訪れた感想を聞くと、「素晴らしいよ」「クレイジーだ」と感心した様子だった。

 

 

作業着で封鎖された道を歩き、仕事に向かう地下鉄MTRで働くアイルランドからの移民のショーン・マーフィー(35)ラリー・ゴーガン(42)ケイ・バイリン(48)に、プロテストで迷惑しているか?と聞くと、「いや、全然。オーバータイムの仕事が増えただけだよ。ちゃんと給料はもらってる」と言う。道路が封鎖されていることで、サイズの大きな物資の搬入ができないこともあるのだが、「道路が封鎖されていることに文句を言うやつもいるけど、あれは大げさだと思う。ただ迂回すればいいだけの話さ。俺らには影響していないし、街は機能している」と彼らは言う。「彼らの未来さ。何が起きる?わからない。暴力が繰り返されなければいい。言いたいことを言って、好きなことをやる」そう言って香港に住む彼らは仕事に向かって行った。

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