浜に流れ着いたものを収集して楽しむ、ビーチコーミングの世界。特に貝類を中心に集めている、名人・西村茂樹さんのもと、その世界に足を踏み入れてみました。
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サクラガイ、オオモモノハナ、オトメガサ、シラタマツバキ、クチベニガイ。いずれも指先か、やや大きい程度の大きさで、砂に半分埋もれていたりすると、初心者にはかなり見つけ難いものです。それを名人は、次から次へと拾っていきます。
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浜にはいろんなものが落ちています。古い青磁のかけら。魚の骨。たまには鯨の骨も上がるそうです。死んだ魚などの生き物。波に揉まれたガラス片。残念なことに、ゴミが打ち上がっていることもあります。名人は、注射針などは危ないので拾うそうです。
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海流の関係で、浜辺に打ち上がっているものは場所により非常に違いがあります。そのあたりもとても奥深いです。
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ビーチコーミングは朝早くに行うのだそうで、散歩の人に拾われてしまったり、壊れてしまったり、夏場は重機が入る前に拾わないといけなかったり。この日も朝6時に浜を訪れています(神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜・材木座)。
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朝早くの浜辺の空気感、気持ち良さが伝われば幸いです。