沖縄は、国土面積0.6%。そこに日本全体の74%のアメリカ軍専用基地が集中しています。
さらに、今、沖縄県辺野古にある大浦湾を埋め立ててて、新しいアメリカ軍海兵隊の飛行場が造られようとしています。
これに対し、沖縄県民の8割が、辺野古工事の中止を求めています。しかし、人口1%の沖縄県民が、いくら民意を示してもその声は、日本政府に届きません。
ついに、2013年1月28日、沖縄の全ての市町村長らは連名で、「建白書」を安倍総理に手渡します。そこに、「米軍による事件・事故、騒音被害が後を絶たない状況において、危険なオスプレイを配備することは、沖縄県民に対する「差別」以外何物でもない。 」 と明記されました。
このままでは、本土と沖縄は、分断されてしまいます。そこで、かつて、大田昌秀元沖縄県知事が、イタリア労働組合リーダー、ダニーロ・ドルチさんに問うた次の話から、すべての問題を解決する方法は、「人と人がつながることだけだ」と思い辺野古に集まる人々の声を動画にしました。
問「自分は沖縄の基地問題を何とか解決したいと必死になって日米政府に訴えたけれども、壁があつすぎて思うようにいかない。あなただったら、どのように解決しますか。」
答「どの国でも、政府の壁は厚くて正面からぶつかったって壊れるようなやわな存在じゃない。壁の反対側に、一人でも多く友人を作って、理解してもらったらいい。友人が増えたら壁の存在がなくなってしまう。」
(参考資料)
名護市役所発行「米軍基地のこと、辺野古移設のこと」(日本語・English)http://www.city.nago.okinawa.jp/9/8048.html
【世論調査】 「辺野古中止」80% 移設強行、反発広がるhttp://ryukyushimpo.jp/info/storyid-230631-storytopic-53.html
オスプレイ配備撤回、普天間基地の閉鎖および県内移設断念を求める「建白書」http://kenmintaikai2012.ti-da.net/e4331515.html