10日午後5時頃、東京都心が局地的な大雨に襲われ各地で道路が冠水するなど影響がでた。
気象庁は午後5時半頃、台東区で1時間に100mmを超える雨を観測したとして、記録的短時間大雨情報を出して警戒を呼びかけた。
文京区では午後5時前から突然雨が降り始め、わずか40分の間に車道や歩道が冠水。くるぶしの上まで水に浸かる影響が出た。近くに住む大学生・青木大和さんが同時間帯に撮影した映像によると、冠水した歩道を小学生たちが長靴をはいて下校。その先では、逆流した水によってマンホールの蓋がずれるなど、危険な様子も見られた。付近の焦点では道路に面して陳列していた靴やゴミ箱が流された。
降りはじめからおよそ40分後の午後5時半頃、雨は弱まったと話す。
午後7時現在、気象庁は東京や千葉に大雨・洪水警報を出して、引き続き雨や河川の増水などに注意するよう呼びかけている。
取材・撮影:青木大和(本郷よるヒルズ)