テスラモーターズCEOのイーロン・マスク氏が来日。
米国での発売開始から2年遅れての日本市場投入となった「モデルS」。オーナー達に鍵が渡された。
会見では、「スーパーチャージャー」と呼ばれるテスラ独自の急速充電スタンドの設置計画が発表された他、トヨタとの今後、パナソニックと共に米国で建設するバッテリー工場について説明。さらには、次世代車の筆頭と呼ばれるようになった「燃料電池車」との競合について持論を述べた。一方で、電気自動車普及のために、テスラが持つ200あまりの特許を開放することについて「将来後悔する事もあるかもしれないが、イノベーションが優先される」と本音を交え、その理由をあらためて語った。前日には、都内のラーメン店「ラーメン次郎」を訪ねた事を自らのtwitterで明かしていたイーロン氏。ウォールストリートジャーナルの記者から「なぜ次郎だったのか?」と質され笑いながら「ラーメン二郎」での食事の様子を語る場面も。
シリコンバレー発の新興自動車メーカーの若きCEOへの関心度は高く、多数の報道陣が詰めかけた。