この夏の逗子海岸では2012年起きた殺人事件などをきっかけに
治安改善の為、厳しい規制がなされた。
音楽、飲酒、BBQ、海の家の営業時間等。
海開きの時点から厳しすぎると話題となっており
地元でも例年以上に人が少ないという声を聞いていたので
8月の終わり、実際に行ってみました。
この日も朝から雨が降ったり止んだりの微妙な天気。
気温も8月と思えない程の涼しさ。
その為か思った以上の人の少なさに少しビックリしました。
7月中は、やはりかなり人が少なかったが、8月になり
テレビなどで今回の件が毎日のように取り上げられるようになると
『それなら逆に安心だから行こう』というファミリー層を中心に
少しずつ巻き返していったという。実際に他の海岸に行った人の中には、
『向こうは治安悪いから戻ってきました』という人達もいたらしい。
しかし今年の夏は週末に天気が悪かったりという事も影響し、
お盆を過ぎた頃からまた客足が遠のいてきてしまい、
結果いつもの半分以下の客足になり、それに伴い売上も半分以下に
なったという。だけど治安が良くなったのも確か。
来年に向けて、できれば音は欲しいという店長。
しかしこれも賛否両論で『波の音があればそれが一番いい』という
人もいれば、『趣味じゃない音楽ならあった方がいい』という人もいる。
また、海の家だけでなく、近くの商店などにも影響が出ているらしい。
静かな海を望む住民と出来るだけたくさんの人に来てもらいたいと願う
商売をする人たちの間でも意見が分かれている様子。
店長も言っていたように
線引きをして、いい意味での差別化を測れたらいいなという想いで
今年の夏は終わっていきそうだ。
皆さんはどんな海を望んでいますか?
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逗子市の規制に関してはこちら
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/global-image/units/67398/1-20140519110044.pdf