フランスの革命記念日に当たる2014年7月14日、国会前にて、「戦争をさせない1000人委員会」が主催して、「集団的自衛権の行使を容認する閣議決定」に反対する屋外集会が催された。
国会議員としては福島瑞穂「社民党」副党首や日本共産党の田村智子・参院議員、民主党からは神本美恵子・参院議員、那谷屋正義・参院議員が駆けつけ演説した。
会冒頭でマイクを握った1000人委員会の事務局長を務める内田雅敏・弁護士は
「安倍政権は限定容認というが、多くの人が指摘するように全く以て無限定な内容だ。長々とした新三要件を政府はあげているが、『言葉は形容詞によって腐る』といった開高健の言葉が思い出される。」「2000年に出されたアーミテージ・レポート以来、集団的自衛権を容認する憲法解釈をするように米国は迫ってきた。今日の事態は防衛官僚・防衛産業・外務官僚が十数年来、狙ってきたことでもある。私たちはこれを見据えて、腰を据えて、憲法を守る闘いをしなければならない」
と述べ、今後も安倍政権と対峙していく決意を語った。