2014/07/11 政治
【選挙JAM】山本太郎参議院議員 来年の統一地方選挙に挑戦する若者達の応援に駆けつける

「何としてもこの国の暴走を止めたいんだ!っていう話をしてるんです。『選挙JAM』っていうことで立ち上げたんです。応援してあげてほしいんです」

7月10日、午後5時半過ぎ、雨が降り始める渋谷ハチ公前で、山本太郎参議院議員(39)がマイクを握った。山本さん自身のように、選挙に立候補して直接政治に関わり社会を変えようという若者達が立ち上げた政治団体「選挙JAM」の街宣活動の応援に駆けつけたのだ。「オレらで政治しようよ!」というスローガンのもと宮腰崇文さん(36)と石田裕さん(30)が立ち上げた政治団体「選挙JAM」は来年4月の統一地方選挙に立候補する仲間を集める為に活動している。宮腰さんは元ラブホテルの支配人、石田さんは元料理人、普通の街の青年達だ。

山本さんは「若者の未来を切り売りする今の政治に歯止めをかけるのは、若者の心意気だけなんですよ。それに対して是非俺も挑戦してみたい、私も挑戦してみたいという方は彼らに声をかけてほしいんです…誰かが世の中を変えてくれるなんて大きな間違い。あなたが変えるしかない。あなたがあなたのできる範囲で、大きく一歩踏み出せるならば、あなたが立候補して、あなたが思う世界をつくるべきなんです」と演説を締めくくった。

<選挙JAMの2人に今国会の感想を聞いた>

集団的自衛権のことを聞くと、宮腰さんは、閣議決定するとは思っていたし、与党の議席数が多いので簡単に決まってしまうという要因もあるが、ここまで国民のご機嫌を伺わずに、これだけ速く決めてしまうとは思わなかった、嫌な感じがすると言う。集団的自衛権によって儲かる人達の為の地盤づくりにこれだけ急ぐのには、既に参加したい戦争が決まっているのかもしれないと勘ぐってしまうと宮腰さんは言う。

石田さんは「経済成長という呪文はもう聞き飽きた」と言う。来年さらに2%引き上げられる消費税、引き下げられる年金や、経済成長を理由に年金の積み立ての一部が株の投資に回されることに対して懸念を示し、これからは若い人達で自分たちの未来、政治について話していきたいと意気込みを語った。

過去の「選挙JAM」に関する記事

「元ラブホテルの支配人や調理師、多様な若者達が選挙へ 来年4月の統一地方選へ向けて仲間を募集」(http://8bitnews.org/?p=2750 )

「都議会のセクハラ野次 vs 元ラブホテル支配人の『性産業から見たデフレ』という包括的な少子化分析」(http://8bitnews.org/?p=2788)

プロデュース :蜂谷翔子
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