先日、集団的自衛権について渋谷ハチ公前で西洋出身の方々を中心に街頭インタビュー(http://8bitnews.org/?p=2807)を行ったので、今回は新大久保でアジア系の方々に、日本の集団的自衛権についてどう思うか聞いてみた。
「(日本は)自分の国ではないのでどうってことないのですが、アメリカにあまりにもべったりしている。もっと韓国や中国など、近くの国と仲良くした方がいい。安倍政権にはガッカリです」
−リーさん(32)女性・韓国
「例えば北朝鮮が攻めてきたりしたら自衛すればいいけど、アメリカと一緒に戦争するのはよくない。このままでいい」
—クリスさん(34)男性・ネパール
「悪いですね。戦争を起こした国が全世界にこれからは戦争を起こさないと天皇が言ったのに、安倍総理が個人的にそれを変えるのは良くない。国民も6割が反対している。オリンピックもあるし、戦争よりも平和を求めるべき」
−カクさん(42)男性・韓国
「世界中の国が戦争できるようになったら大変なことになってしまう。皆戦争の辛さを経験しているのだし、戦争できる国は増やすよりも減らした方がいい」
−ジョウさん(36)女性・中国
「平和が1番なので、軍人や軍隊はやっちゃいけないと思う。第二次大戦の時も恐ろしいことがあったじゃないですか。それを繰り返すのは良くないと思う。自衛隊とかいるじゃないですか。自分の国がやられたときはやり返すのはいいんですけど、でもアメリカとかしょっちゅうあちこちで戦争を起こしてるじゃないですか、アフガニスタンとかイラクとか。そこで日本人の自衛隊もアメリカ軍を手伝いに行ったと聞いたりもするんですよ。それはやっぱり良くないと思いますよね」
—タパさん(30)男性・ネパール
「日本は今までだと世界中で1番平和な国だと聞いていますし、安全だと自分も感じています。アメリカがどこかで戦争をしますというときに手伝いますというのは国としてはいけないと思う。平和な国ですから。このままでいた方がいいんじゃないかと思います」
−サビーさん(28)女性・ネパール
「学生だからあまり知らない。まだ未成年だから。本当にわからないです」
—シュウさん(18)女性・中国
集団的自衛権と似た状況として、ネパールのタパさんとサビーさんはネパールのグルカ兵の存在を話してくれた。グルカ兵は主にイギリスに従軍していて、イギリスの関わる戦争や紛争に加担することが多いという。