2014/06/23 政治
【選挙JAM】元ラブホテルの支配人や調理師、多様な若者たちが選挙へ 来年4月の統一地方選へ向けて仲間を募集

何でも「自己責任」として片付けられ、いよいよ弱者や若者にとって生きにくい社会となってきている中、ならば素人だけど「俺らで政治しようよ!」と、選挙にベクトルを向ける若者達が出てきている。

6月21日、午後3時、新宿西口でできたての政治団体「選挙JAM(Japan All Middle)」の宮腰嵩文さん(36)と石田裕さん(30)が旗揚げ街宣を行った。宮腰さんは元ラブホテルの支配人で、石田さんは元調理師。

「前職、ラブホテルの支配人でした。過去には水商売や風俗店、そういったところの現場にいました。そんな奴が選挙がなんだって言うのかって話なんですけども、そういう世の中に多分なってきているんだと思います」と宮腰さんは言う。

政治団体選挙JAMは、宮腰さんや石田さんのように政治も選挙も未経験だけれど今の政治に疑問を持っているので、自ら選挙に立候補し政治の場に立ちたい、またはそういった若者を応援したいという人々を集めてネットワークをつくり、一緒にそれぞれの選挙に向けて勉強、準備、活動などをできる場所をつくり、全国各地で候補者を当選させてゆくことをおおまかな目的としている。現時点での活動のベクトルは来年4月の統一地方選挙に向いている。

街宣には、5月25日の鴨川市議会議員選挙に立候補し、候補者21人中最年少で、3番目の得票率で当選を果たした佐藤和幸さん(31)が訪れ選挙JAMの船出にエールを送った。

プロデュース :蜂谷翔子
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