今月15日、東京・文京区のマンションで、サッカーファン達が少し変わったW杯のパブリックビューイングを開催。
先月5月中旬に、セルビアを襲った大規模な洪水被害に対するチャリティーを目的としたもので、日本代表の試合に関心が集まる中、多くの人達にセルビアに対する義援金集めに協力してもらおうと企画された。
会場には、Facebookでの呼びかけなどを見たおよそ40人の日本人が集まり、招待されたセルビア大使館の参事官、セルビア国籍の元Jリーグ清水エスパルス監督のゼムノヴィッチ氏と共に代表の試合を見守った。
試合開始前の挨拶で、大使館のアナ・コンティッチ参事官は「100年に一度という大洪水で死者や行方不明が多く出ました。今も3万人以上が避難生活を続けています。支援を頂き本当に感謝しています」と挨拶、一方、かつて清水エスパルスを天皇杯へと導いた実績を持つ、ゼムノヴィッチ氏は「これだけ多くの日本の方々がセルビアに関心を寄せてくださり大変感謝しています。大きなメディアでは当初セルビアの大洪水のニュースが報じられませんでしたが、少しずつ関心が高まり支援に繋がっています」と頭をさげた。
集まった日本人からは一人4000円から8000円の寄付が集まり、全額が大使館に寄付された。
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