演説会終了後、徳田毅さんの不祥事に対する反省から、クリーンな選挙をする為に何か事務所で対策を取っているのかと質問すると、クリーンな選挙をするのは候補者の心構えとして当たり前のことだと述べた。ポスターの掲示場所が公選法違反であったことについて質問すると「今撤去しているんじゃない?また共産党さんが僕が撤去したとこに張りだしてるな」と述べた。現在違反ポスターはまだ撤去しきれていない。
演説で金子さんは、まだ地方には届いていないアベノミクスによる景気回復の波を鹿児島まで届けること、鹿児島の課題を前に進めるためには政権与党の力が必要だと会場をほぼ満席にした有権者に訴えた。
今回の補欠選挙のきっかけとなった徳田毅さんのスキャンダルについて、徳田さんと同じフロアで働いていた衆議院議員の森山裕さんは、徳田さんがこのような形で責任を取ることになったのは残念だが、これは天がこの人(金子さん)にチャンスを与えたと解釈していると述べた。
大島理森さんは、経済はグローバル化しても生活はグローバル化しない、人口減少の中で命を守る拠点として鹿児島2区をどう作り直すかが課題、地方の悩み苦しみ喜びを理解し地の通った生きた政策をつくることが大切だと述べた。
先日打越あかし候補の応援に訪れた生活の党代表の小沢一郎さんは、自民党の政治を社会的強者の論理に立った政治であると批判し、大島さんは決めれない良いことを言う政党は駄目だと野党を批判した。
TPP、集団的自衛権の行使容認、原発再稼働、消費税増税など、日本の抱える議題が全ての詰まった鹿児島での国政選挙、期日前投票は伸びておらず、特に奄美での落ちが顕著。保守王国と言われる鹿児島だが、鹿児島で大きな政治的影響力を持っていた徳州会がこの選挙では動いていないので、結果はまだまだわからない。投開票は27日。