2014年4月17日、スマトラ島シナブン山。
昨年9月から噴火が続き、今年2月1日の大噴火では16名の犠牲者がでました。火口から3km圏内の村は廃村となり、15000人以上の村人が避難生活を送っています。火山噴火の状態は最も危険なレベルが続いており、4月14日からは雨期の局所的大雨による土石流も発生し始めました。
次の噴火情報、二次災害から守る情報、暮らしの再建をするための情報を現地住民が中心となって発信•共有するため、ジャパン•プラットフォームの助成により神戸市長田区のFMわぃわぃ、現地NGOのCONBINE、インドネシア•コミュニティラジオ協会、リンタス•ムラピFMがパートナーシップを組み災害ラジオを開設しました。
今回のプロジェクトでは、シナブン山の麓の村に災害ラジオを2局開設。ラジオ受信機1000台配布。川や山の状況を監視し早期避難のための情報発信をする仕組みをつくることが現地住民や行政と協働して進められています。
ジャパン•プラットフォーム
http://www.japanplatform.org/programs/sinabung-volcano2014/
FMわぃわぃ
http://www.tcc117.org/fmyy/index.php?e=2055