2014/03/26 地域
2013年10月 伊豆大島を襲った台風26号の爪痕

2013年10月15日から16日にかけ、伊豆大島を襲った台風26号。
当時、関東地方に接近・上陸する台風としては10年に一度の強い勢力とされ、関東圏でも警戒が強められ、大雨・強風などにより交通機関が運休・遅延するなど大きな被害をもたらしました。

特に、伊豆大島では大規模な土石流が発生し、多くの死者・行方不明者を出しました。
被害発生からまもなく半年、伊豆大島の現状を見るべく、訪ねました。そこには、未だに土石流の爪痕が町の各所に見られ、その当時のままと思われる風景が残っていました。

復旧作業は進んではいるものの、わずかに進んでいるような感じ。

映像にある復旧作業現場では、土石流の発生現場の下流にあたり、人が立ち入ることも可能な場所でした。工事現場の関係者によれば、1週間ぐらい前(3/10前後)から現地入りをし、4月末までに復旧・二次災害による新たな土石流の発生を防ぐための工事を完了させなければならず、短納期で非常に厳しい状況であることを話して下さいました。

災害発生から復旧までの道のりは決して短くはない、楽ではないことを認識しています。しかし、災害発生後、メディアで取り上げられる機会が減っていく現状を、わずかながらでも打開し、現地の様子を1人でも多くの方に知って頂き、また現地の復旧が少しでも進めばと願っています。

プロデュース :erika takeda
Comment

コメントは管理者が承認後に表示されます。

Page Top