2014年3月5日(水)、東京都渋谷区のウガンダ大使館前で、同国の「反同性愛法」に対する抗議行動が行われた。
住宅街であったので、大使館前ではサイレント抗議が行われ、”Rainbow Protesters Tokyo”名義で大使宛に英語の抗議文が投函された。
雨の降る平日夕方にも関わらず、石川大我豊島区議ら約25名もの人々が集まった。
提出した抗議文の日本語訳
「ウガンダの大統領が最近署名した反同性愛法が国際社会に大きな困惑を引き起こしたことは今や明らかです。ウガンダ法体系のセクション145と反同性愛法はウガンダのLGBTの基本的人権を侵すものであり、私たちは国際社会の成員としてこれを看過することは到底、できません。私たちはこの反同性愛法に憤る日本の市民です。私たちはこの法律に対して最も強い抗議表明なしに済ますことはできません。大使さま、この法律は私たちが尊敬する貴国の栄誉を傷つける不名誉なものであると考えます。貴殿には、ムセヴェニ大統領に同法の即時撤回を促すよう強く求めます。 レインボープロテスターズ・東京」
東京から遠く離れたアフリカ・ウガンダの酷い法律に反対する国際的な連帯を示した人々がいた。
[撮影・録音・編集・文章:秋山理央]